【やめとけ?】第二新卒でも大丈夫!転職可能な大手企業までを徹底解説!

第二新卒

今回は第二新卒での転職について詳しく解説しますね。転職を迷っている方にとって大切な情報をお伝えします。

「就職はしたけれど会社に不満がある…。第二新卒として転職したいけれど、やめた方がいい?

新卒として就職はしたものの、思っていた仕事とは違ったり、会社に不満があるなどして、もう一度第二新卒として就職活動をやり直すべきか、迷ってしまう方は多いと思います。

第二新卒とは、新卒で入社した会社を3年以内に退職し、転職を希望する人材のことです。
第二新卒として転職活動を行うべきか、それとも今の会社でがんばるべきか悩む方も多いでしょう。

第二新卒として転職活動を行うには、メリットデメリットがあります。
それを理解した上で、自分自身がどうすべきか考えることで、後悔しない転職活動を成功させることができるのです。

そこでこの記事では、第二新卒を採用するメリットから、転職可能な大手企業まで詳しく解説します。
この記事を読み、第二新卒の転職について深く理解することで、あなた自身が後悔せず、満足のいく転職活動を進めることができるようになります。

ぜひ最後までお読みください。

  1. 第二新卒とは
  2. 新卒、既卒、中途採用と第二新卒の比較
    1. 第二新卒と新卒の違い
    2. 第二新卒と既卒の違い
    3. 第二新卒と中途採用の違い
  3. 第二新卒の転職はやめとけと言われるのはなぜ?
    1. 企業目線
    2. これから転職活動を行う人の目線
    3. 第二新卒として転職活動を行った経験者の目線
    4. 自身の身近な人の目線
  4. 企業が第二新卒を採用する理由
    1. 教育や研修をするコストの削減になる
    2. 仕事に対する意欲が高い
    3. 適応する能力が高い
    4. 戦力になるまでが早い
    5. 中小企業も採用しやすい
  5. 第二新卒の転職を考えるべきタイミング
    1. やむを得ない事情
    2. 新卒で目指していた仕事への再チャレンジ
    3. キャリアチェンジ
  6. 第二新卒の転職を成功させるには
    1. 自己分析で将来像を明確にする
    2. 希望の条件に優先順位をつける
    3. 前職を退職した理由をポジティブに伝える
    4. アピールポイントを具体的に話す
  7. 第二新卒の転職で成功する人
    1. 長期的なキャリアへのイメージを持っている
    2. 転職する理由の明確化ができている
    3. 転職までのスケジュール管理ができている
    4. 前職で学んだことを次に活かせる
  8. 第二新卒の転職で失敗する人
    1. すぐに辞めそうと思われてしまう
    2. スキルが圧倒的に不足している
    3. 前職を退職した理由がうまく説明できない
  9. 第二新卒におすすめの転職エージェント6選
    1. マイナビジョブ20’s
    2. リクルートエージェント
    3. doda(デューダ)
    4. ハタラクティブ
    5. キャリアスタート
    6. 第二新卒エージェントneo
  10. 第二新卒で大手に行けるのか
    1. 第二新卒を採用している大手企業
    2. 第二新卒という人材への需要は高い
    3. 新卒と比較をすると大手企業の採用数は少ない
    4. 学歴が求められる可能性がある
    5. ベンチャー企業にも転職できる
  11. 第二新卒の転職ではここに気をつけよう
    1. 企業の規模や知名度
    2. OJT(教育・研修体制)
    3. 福利厚生
    4. 年間休日数
  12. まとめ

第二新卒とは

第二新卒とは、新卒で入社した会社を約3年以内に退職し、転職を希望する人材のことです。

年齢は4年制大学を卒業していれば25歳前後まで、高卒の場合は20歳前後です。

ただし、年齢には明確な定義がなく、第二新卒を募集している会社によっても年齢はまちまちです。

一度社会に出て就職した経験があるということははっきりしています。
社会人経験のない「新卒」と、前職での経験を活かして仕事ができる「社会人」との間にある存在として、転職市場では位置づけられています。

一度社会に出ていることから、ある程度のビジネスマナーは備わっているけれど、年齢が若く柔軟性も高い点が転職市場では評価されており、第二新卒に絞った募集もあるほどです。

新卒、既卒、中途採用と第二新卒の比較

第二新卒と似たものに、新卒、既卒、中途採用があります。
これらと第二新卒との違いはどこにあるのでしょうか?

第二新卒と、新卒、既卒、中途採用の違いは以下の通りです。

【第二新卒・新卒・既卒・中途採用の違い】

第二新卒 新卒で入社後、約3年以内に転職を考えている人材
新卒 3月末で卒業見込みの学生
既卒 学校卒業後に進学、就職どちらもしていない人
中途採用 第二新卒も含めて就業経験がある人

それぞれ詳しく紹介します。

第二新卒と新卒の違い

第二新卒と新卒の違いは「社会に出たことがあるかどうか」です。

新卒は、3月末で卒業見込みの学生のことを指します。
3月末で卒業後、4月に企業に入社し働き始めることを前提に、就職活動を行います。

新卒の魅力は、年齢が若く将来性が見込めて、柔軟であることです。
まっさらな状態から社員教育を行い、自社に必要な人材へと育成することができます。

ただし、ビジネスマナーなど社会人として働く上での基本から教えなくてはならないため、人材育成のコストがかかるのが企業としてのデメリットです。

また採用活動を行っても、翌4月まで入社することはできないため、採用活動から実際の入社まで時間がかかってしまいます。

それに対して第二新卒は、年齢は若く将来性もある上、新卒で入った会社でビジネスマナーの基礎などは身に付いていることがほとんとです。
採用後、すぐに入社が見込まれるため、採用期間も短く済みます。

新卒よりもコストがかからず、将来性もあるのが第二新卒なのです。

第二新卒は新卒よりも教育コストがかからないんですね。勉強になります。

第二新卒と既卒の違い

第二新卒と既卒との違いも「社会に出たことがあるか」です。

第二新卒は、一度新卒で就職したあと約3年以内に転職を希望している人です。
それに対して既卒は、学校卒業後就職をしていない人のことを言います。

既卒は卒業後3年以内であれば、新卒採用の枠で採用試験を受けることができる場合もあります。

ただし、第二新卒募集の枠では既卒は応募することはできません。なぜなら一度も就職していないため、社会人経験がなくビジネスマナーなども身に付いていないとみなされてしまうからです。

既卒に対する第二新卒の強みは、一度社会に出ていることで最低限のビジネスマナー等を身に付けている点といえるでしょう。

第二新卒と中途採用の違い

第二新卒と中途採用の違いは、中途採用は勤続年数や年齢に関わらず、就業経験がある人を採用することで、第二新卒も中途採用に含まれます

中途採用では、就業経験がある人を採用するため、前職で経験したことなどを活かして働いてもらうことが可能です。
その中でも第二新卒は、経験は少ないですが年齢が若く、柔軟性があるのが強みです。
経験が浅い分、前職でのやり方にこだわらず自社のやり方に合わせてくれるため、新卒よりも社員教育コストがかからない若手として採用されています。

第二新卒は柔軟性と基本スキルの両方を持っているため、企業にとって魅力的な人材と言えますね。

第二新卒の転職はやめとけと言われるのはなぜ?

第二新卒で転職を考えていると、しばしば「やめとけ」と言われることがあります。
第二新卒での転職が「やめとけ」と言われてしまうのはなぜなのでしょうか?

企業目線、これから転職活動を行う人の目線など様々な目線から、やめとけと言われてしまう理由を紹介します。

企業目線

採用する企業目線で「第二新卒はやめとけ」と思われてしまう理由は、短い期間ですぐにやめてしまうと思われてしまうからです。

企業目線では、採用にもコストがかかるため、せっかく採用した人材には長く働いて貰いたいと考えています。
しかし第二新卒は、新卒で入った前職を3年以内という短い期間でやめているわけですから、その分、「少しの不満でもやめてしまうのでは?」という疑いを持たれてしまう可能性があるのです。

また、第二新卒は社会人としての基本的なマナーをすでに身に付けているから教育コストが少なく済む、とされていますが、どれくらい本当に身に付いているかは「人による」ことも多く、信頼できないと思っている企業もあります。

これから転職活動を行う人の目線

これから転職活動を行う人の目線で「第二新卒はやめとけ」と言われてしまうこともあります。
これは第二新卒という転職の特殊さからくるものです。

第二新卒は経験が少なく、これというスキルもないため、転職活動で不利になることがあります。
通常の転職市場では前職の経験やスキルを活かして即戦力として採用されることが多いのですが、第二新卒にはそれがないため、一般的な中途採用では他の応募者に負けてしまうことが多いのです。

第二新卒をあえて募集している枠で応募するしかないため、もう少し経験を積んでから転職した方がいいのでは、という理由で「やめとけ」と言われてしまうのです。

第二新卒として転職活動を行った経験者の目線

第二新卒として転職活動を行った経験者の目線から「やめとけ」と言いたくなるのは、応募できる募集が少ないことが理由です。

第二新卒は、新卒でもなく、通常の中途採用で期待される経験を積んだ即戦力としての転職でもないという存在です。
そのため、「第二新卒歓迎」としている企業に応募することが採用への近道ですが、第二新卒を積極的に募集していない企業も多くあります。

そのため、希望する職種、業種へ転職したいと思っても、なかなか募集が少なく、転職ができるまでの期間が長くなってしまうことがあるのです。

転職に費やす期間が思ったより長くなってしまうというのも第二新卒を「やめとけ」と言われる理由です。

自身の身近な人の目線

両親など身近な人から「第二新卒はやめとけ」と言われることもあります。
両親などがやめとけというのは、終身雇用が当たり前だった時代を知っていることもあり、ひとつの会社に長く務めることが美徳だと思っている傾向があるからです。

第二新卒のように短期間で転職をしてしまうと、「我慢が足りない」「もう少し経験を積んだ方がいいのでは」と感じてしまうこともあります。

また、前職が大企業など安定した環境の場合、辞めるのはもったいないと思い、「やめとけ」とアドバイスしてくれることもあるでしょう。

様々な立場から「やめとけ」と言われることがあるんですね。でも実際には転職を成功させる人もいるということですよね?

その通りです。実際には第二新卒を積極的に採用する企業も増えていますし、成功のポイントを理解すれば転職を成功させることは十分可能です。

企業が第二新卒を採用する理由

「やめとけ」と言われることも多い第二新卒ですが、実は第二新卒を積極的に採用する企業も増えています

企業が第二新卒を採用する理由は次の通りです。

【企業が第二新卒を採用する理由】
・教育や研修をするコストの削減になる
・仕事に対する意欲が高い
・適応する能力が高い
・戦力になるまでが早い
・中小企業も採用しやすい

それぞれ詳しくみていきましょう。

教育や研修をするコストの削減になる

企業が第二新卒を採用する理由のひとつめは「教育や研修をするコストの削減になる」からです。

第二新卒は新卒で入社した会社で、一度社会人として働いた経験があります。
そのため、すでに社会人として一般的なビジネスマナー等の研修は受けているため、新卒のように一から電話応対などを教えるコストが削減できるというのがメリットです。
ビジネスマナーは身に付いているため、自社の商品やサービスについてなど、自社独自の教育や研修を行うためで済み、教育コストを削減できます。

人材育成はコストがかかるものですから、削減できると言うのは大きなメリットとなるのです。

仕事に対する意欲が高い

「仕事に対する意欲が高い」というのも、企業が第二新卒を採用する理由です。

第二新卒は年齢も若く、仕事に対する意欲が高い傾向にあるとされています。
第二新卒が転職を決意する理由はさまざまありますが、中でも「やりたい仕事と異なる」という理由で転職を決めることがあるのです。
このような第二新卒は、仕事に対するモチベーションが高いという特徴があります。

仕事に対する意欲が高いというのは、企業にとって採用する大きなメリットとなるため、第二新卒を採用したいと思うのです。

適応する能力が高い

第二新卒は「適応する能力が高い」という点も、企業が第二新卒を採用する理由です。

第二新卒は年齢が若く、経験も少ない分、柔軟性が高いという特徴があります。
他社で経験を積んでいる中途採用の人の場合、今までの自分のやり方につい固執してしまうことがありますが、第二新卒は経験が少ない分、すんなりと自社のやり方に慣れていくことができるのです。
採用後、自社の環境や仕事の進め方に柔軟に対応し、慣れるまでも早いというのは大きな魅力です。

新卒よりもビジネスマナーは身に付けているけれど、新卒と同じように自社のやり方を素直に受け止め、覚えてもらえるというのが、第二新卒を採用する理由なのです。

戦力になるまでが早い

「戦力になるまでが早い」という点も、第二新卒を企業が採用する理由です。

第二新卒はすでにビジネスマナーなどは身に付けていることが多いため、入社後はすぐに配属された部署での仕事のやり方を教えることができます。
人手不足を解消するために採用しても、新卒は社会人としての基本から教えなくてはならないため、実際の業務開始まで半年ほどかかることもあるのです。
その点、第二新卒ならより早い時点で戦力として仕事をしてもらうことができます。

スタートが自社独自の仕事のやり方からのため、戦力になるまでの期間が早いというのも魅力です。

中小企業も採用しやすい

第二新卒を企業が採用する理由に「中小企業も採用しやすい」という点も挙げられます。

新卒ではどうしても大企業に応募が集中してしまう傾向があるため、中小企業にはなかなか応募者が集まらないという傾向があります。
しかし第二新卒は一度社会に出た上で、自分のやりたい仕事がしたいという理由で転職を決意することが多いのです。
企業規模ではなく、やりたい仕事で企業を選ぶため、中小企業であっても仕事内容が希望に合えば、応募する人が出てきます。

中小企業にとってもよりよい人材を集めることができるため、第二新卒を採用するのは大きなメリットがあるのです。

第二新卒の採用は、企業にとって新卒採用と中途採用の良いところを併せ持つ、魅力的な採用方法と言えますね。

第二新卒の転職を考えるべきタイミング

第二新卒の転職を考えるべきタイミングはいつなのでしょうか?

ただ単にいきなり転職をするのではなく、ベストなタイミング、やるべきタイミングで転職したいですよね。
第二新卒の転職を考えるタイミングは次のような時が挙げられます。

【第二新卒の転職を考えるべきタイミング】
・やむを得ない事情
・新卒で目指していた仕事への再チャレンジ
・キャリアチェンジ

それぞれ詳しくみていきましょう。

やむを得ない事情

第二新卒の転職を考えるべきタイミングのひとつめは、パワハラを受ける、長時間労働を強いられるといったやむを得ない事情がある時です。

パワハラや長時間労働は、あなたの体と心を蝕みます。それを我慢し続けてしまうと、第二新卒での転職どころではなくなり、自分の人生をも失ってしまうことになるのです。

パワハラや長時間労働が改善されない場合は、第二新卒として転職を考え、自分に合った職場環境に変更しましょう。

また、家庭の状況などで今と同じ職場では働き続けることが難しい場合も、第二新卒として転職を考えるべきタイミングとなります。

同じ会社でがんばることももちろん大切ですが、自分の生活を考えた上で転職を検討するとよいでしょう。

新卒で目指していた仕事への再チャレンジ

新卒で目指していた仕事への再チャレンジを行うということも、第二新卒の転職を考えるタイミングです。
今の会社で働いてみたけれど、やはり目指していた職種や業種で働きたい!という気持ちが強いのなら、転職で再チャレンジしてみましょう。

人材不足が叫ばれる昨今、新卒では縁がなかった企業が第二新卒の募集を行っていることもあります。
若手の採用を積極的に行っていることもありますから、目指していた仕事につけるようチャレンジしてみるのがおすすめです。

キャリアチェンジ

キャリアチェンジをしてみたいと思った時も、第二新卒の転職を考えるタイミングとなります。

新卒で入社し働き始めてみると、思っていた仕事と違い自分には向いていないかもと感じることがあるでしょう。
また、別の職種や業種にチャレンジしてみたいという気持ちが湧いてくることもあります。

仕事をしてみて初めて自分自身の適性がわかることもありますから、そんな時は第二新卒としての転職でキャリアチェンジを図るというのも手です。

他業種、多職種への転職は、今までの仕事で培ったキャリアが活かしにくい分、年齢が若い方が有利になります。
キャリアチェンジを目指すなら、年齢が若い第二新卒での転職を目指すとよいでしょう。

キャリアチェンジは若いうちの方が有利なんですね。参考になります。

第二新卒の転職を成功させるには

第二新卒での転職を目指すなら、応募先企業に内定をもらい、転職を成功させなくてはいけません。

第二新卒での転職を成功させるにはどうしたらいいのでしょうか?

第二新卒での転職を成功させるためのポイントは、次の通りです。

【第二新卒での転職を成功させるポイント】
・自己分析で将来像を明確にする
・希望の条件に優先順位をつける
・前職を退職した理由をポジティブに伝える
・アピールポイントを具体的に話す

各ポイントを詳しく紹介します。

自己分析で将来像を明確にする

第二新卒での転職を成功させるには、まずは自己分析を行い、自分自身の将来像を明確にしましょう

第二新卒での転職で重要となるのは、自分自身をどれくらい理解し、分析できているかです。
なぜなら第二新卒での転職では、年齢が若い分経験が少なく、これからの将来性を武器に転職活動を行わなければならないからです。

あなたの将来性を応募先企業に感じてもらうには、あなた自身がどんな人間で、入社したらどのようなことができるのかということを示す必要があります。
それには、自己分析を行い、自分自身の強みや長所をきちんと把握した上で適切に伝えることが大切なのです。

自己分析で自分自身の強みや長所を見極めたうえで、それを応募先企業ではどう活かすのかをきちんと明確にするようにしましょう。

希望の条件に優先順位をつける

希望の条件に優先順位をつけるというのも、第二新卒での転職活動を成功させるポイントです。

転職にあたって、福利厚生や仕事内容などさまざまな希望があると思います。
しかし、そのすべてを叶える企業というのはなかなかありません。
希望ばかり言ってしまっていれば、自分に合った企業を見逃してしまい、転職できないままになってしまうこともあるのです。

それを防ぐには、希望の条件に優先順位をつけて、絶対に譲れない条件を満たした企業に応募するようにすることが大切です。

自分の希望の条件をしっかりと考え、優先順位をつけるようにしましょう。

前職を退職した理由をポジティブに伝える

第二新卒での転職を成功させるには、前職を退職した理由をポジティブに伝えることも大切です。

第二新卒での転職は、どうしても「すぐに辞めてしまうのでは?」というネガティブな捉えられ方をしてしまうことがあります。
それを防ぐためには、前職を退職した理由をポジティブに伝えることが効果的です。

今回転職を決めたのは、「やりたいことをやれる環境に飛び込みたいと思ったから」といったように、前向きな気持ちで第二新卒での転職を決意したことを伝えられるようにすると、転職が成功しやすくなります。

退職理由をポジティブに伝えられるよう、きちんと考えておきましょう。

アピールポイントを具体的に話す

アピールポイントを具体的に話すということも、第二新卒での転職を成功させるために必要です。

転職活動では、あなた自身の強みや長所を入社後にどう活かせるか、といったことを繰り返し聞かれることがあります。
そこで強みや長所をこたえたとしても、応募先企業の担当者はそれが口だけなのか、本当にあなた自身が備えているものなのかを判断するのは難しいのです。

しかし、アピールポイントを具体的なエピソードとともに話すことで、強みや長所に信頼性が出てきます。
自己分析をしっかりと行うことで、具体的なエピソードを出すことができるはずです。

まずは自己分析を行い、アピールポイントを具体的なエピソードとともに伝えられるようにしましょう。

転職成功のポイントは、しっかりとした自己分析と戦略的な転職活動にあります。特に退職理由をポジティブに伝えることは重要ですね。

第二新卒の転職で成功する人

第二新卒での転職が成功するのは、どんな人なのでしょうか?
自分自身が当てはまるかどうか気になる方も多いでしょう。

第二新卒での転職が成功するのは、次のような人です。

【第二新卒での転職が成功する人】
長期的なキャリアへのイメージを持っている
転職する理由の明確化ができている
転職までのスケジュール管理ができている
前職で学んだことを次に活かせる

長期的なキャリアへのイメージを持っている

第二新卒での転職が成功するのは、長期的なキャリアへのイメージを持っている人です。

第二新卒の転職で大切なのは、応募先企業に入社した後、自分の強みをどう活かせるかということをしっかりと伝えることです。
経験が少ない第二新卒での転職では、今までのキャリアではなく若いからこその将来性を買われて内定が出されます。
将来性を感じてもらうには、入社後にどのようなキャリアを築いていきたいのかというイメージを持ち、それを実現させるための努力を行う必要があるのです。

まずは自分が応募先企業に入社後、どのようなキャリアを築いていきたいのか、5年先、10年先を見据えてイメージするようにしておきましょう。

転職する理由の明確化ができている

転職する理由が明確にできている人も、第二新卒での転職が成功しやすくなります。

第二新卒での転職は、「なんとなく」でしてしまえば失敗しやすくなります。

転職をしたいのはなぜなのか、今の会社ではなぜいけないのかがわからなければ、辞める理由があいまいになり、ポジティブに伝えることはできません。
また、次の企業を選ぶ基準もあいまいなので、もし内定が貰えたとしても、結局今の会社と同様に「なんとなく」「思っていたのとは違う」と嫌になり、退職を繰り返すことになってしまうのです。

第二新卒での転職での転職を成功させたいなら、「なぜ」今の会社ではだめなのか、次の会社に求めるものは「何」かをしっかりと考え、明確にしておきましょう。

転職までのスケジュール管理ができている

第二新卒での転職が成功するのは、転職までのスケジュール管理ができている人です。

第二新卒での転職は、新卒での転職とは違いスケジュールが決まっていません。
自分自身の転職のタイミングで、第二新卒の応募を受け付けている企業を探し、履歴書などを送付して転職活動を行う必要があります。
そのため、自分自身で転職活動のスケジュールをしっかり管理する必要があるのです。

前職を辞めずに転職活動を行う場合は、さらにスケジュール管理が大切となります。

転職まで、自分自身でスケジュール管理をきちんと行うことが第二新卒での転職を成功させるために必要なのです。

前職で学んだことを次に活かせる

前職で学んだことを次に活かせる人も、第二新卒での転職を成功させることができます。

第二新卒は、経験は少ないものの、一度は社会人として働いた経験を持っている人です。
新卒ではなく、第二新卒を採用する企業は、一度は社会に出たからこそわかることや経験を活かして欲しいと考えています。
前職で短いけれど学んだことは何か、それを次の会社ではどう活かせるかを考えられる人が採用されやすくなるのです。

自分自身が今の会社で何を身に着けることができたのかをきちんと考え、次の会社で活かせるように整理しておきましょう。

第二新卒の転職で失敗する人

第二新卒の転職で失敗をしてしまう人もいます。
失敗する人の特徴を知っておくことで、自分もそのようにならないように気を付ければ、第二新卒としての転職を成功に近づけることができるでしょう。

では、どんな人が失敗してしまうのでしょうか?
失敗してしまう人は、次のような項目に当てはまる人です。

【第二新卒の転職で失敗する人】
すぐに辞めそうと思われてしまう
スキルが圧倒的に不足している
前職を退職した理由がうまく説明できない

それぞれ詳しくみていきましょう。

すぐに辞めそうと思われてしまう

第二新卒の転職で失敗してしまうのは、「すぐに辞めそうと思われてしまう」人です。

第二新卒は、前職であまり長く働くことなく辞めてしまい、違う会社に移ろうとしています。
そのため、どうしても入社後、少しでも不満があればすぐ辞めてしまうのでは?と企業側が疑心暗鬼になってしまうことがあるのです。

これを防ぐためには、なぜ前職を辞めたのか、なぜ次の企業に転職したいと考えたのかを明確にし、きちんと伝えることが大切です。

転職する理由が明確で、納得できるものであれば、すぐに辞めてしまうとは思われにくくなります。

自分がなぜ第二新卒で転職しようと思ったのかを、きちんと明確にしておきましょう。

スキルが圧倒的に不足している

スキルが圧倒的に不足している人も、第二新卒での転職が失敗しがちです。

そもそも転職活動では、前職での経験を活かして自分の武器にすることで、新卒とは違う採用基準を満たすことができます。
しかし、経験年数が少ない第二新卒では、前職で転職活動の際に武器にできるようなスキルを身に付けることはできないのがほとんどです。

そのため、スキル不足を理由に他の転職活動を行っている候補者に負けてしまうことがあるのです。

しかし、第二新卒は経験が少ない分、年齢が若く将来性があるのが魅力です。
経験年数は少なくとも、社会人として必要なスキルがある程度身に付いていれば、未経験歓迎の企業であれば採用される可能性があります。

自分のスキル不足を補うために、意欲の高さや将来性をアピールするようにするとよいでしょう。

前職を退職した理由がうまく説明できない

第二新卒の転職が失敗する大きな理由となるのが「前職を退職した理由がうまく説明できない」ことです。

前職をなぜ退職したのかを説明することはとても大切です。
なぜなら、第二新卒のデメリットである「すぐに辞めそうと思われてしまう」ことにも繋がりますが、前職の退職理由によって、「簡単に仕事を辞めてしまう人」なのか、「辞めなくてはならない理由があったのか」によって評価が大きく変わるからです。

第二新卒は、前職での在職期間が短く、短期間で仕事を辞めています。
せっかく入社してもすぐに辞められてしまっては企業として大きなマイナスとなるため、第二新卒の採用を検討する企業としては、自社では長く働いてほしいと思っています。
あなたが「すぐ辞めてしまう人」なのか、「長続きする人」なのかを企業が判断するために、前職を退職した理由を判断材料にしたいのです。

あなたが第二新卒としての就職活動を成功させたいと考えているのなら、前職を退職した理由をしっかりと説明し、辞める理由がきちんとあったことを伝えられるようにしましょう。

成功する人と失敗する人の違いがよくわかりました。準備と明確な理由が重要なんですね。

第二新卒におすすめの転職エージェント6選

第二新卒としての転職活動を成功させるためには、転職エージェントに登録し、力を借りるのがおすすめです。

エージェントには、第二新卒を募集する企業の情報なども集まります。
また、面接対策や書類対策などのアドバイスを貰うことも可能です。

1社だけでなく、複数のエージェントに登録するとさらに採用情報が集まりますのでおすすめです。

第二新卒におすすめの転職エージェントを紹介します。

マイナビジョブ20’s

マイナビジョブ20’sは、20代の転職を専門にしている転職エージェントです。

20代の第二新卒や既卒の就職に強く、利用者数は累計53万人を突破しています。
未経験OKの求人数が76%以上となっており、経験の少ない第二新卒でも応募できる求人が多数あるのが魅力です。

対応エリア 全国
推奨年齢 20代
サービス内容 専任キャリアアドバイザーによるサポート、適性診断、面接対策・書類対策など
公式サイト マイナビジョブ20’s

リクルートエージェント

リクルートエージェントは日本最大級の転職エージェントです。
公開求人594,878件、非公開求人442,652件(2025年7月時点)と求人数の多さが大きな特徴となっています。

第二新卒に特化したエージェントではありませんが、求人数が多いため、第二新卒でもOKという企業も多く、利用するメリットは十分あります。

対応エリア 全国
推奨年齢 20~30代まで幅広く対応
サービス内容 専任キャリアアドバイザーによるサポート、独自に分析した業界・企業情報の提供、面接対策・書類対策など
公式サイト リクルートエージェント

doda(デューダ)

doda(デューダ)は、業界最大級の求人数を誇る転職サービスです。

20代から30代まで幅広い年齢の転職サポートを行っています。
2024年オリコン顧客満足度Ⓡ調査「転職エージェント 20代」第1位を獲得するなど、サービスが充実している点も魅力です。

転職エージェントとしての利用だけでなく、求人サイトとして活用することも出来ますから、まずは気軽に登録してみるのがよいでしょう。

対応エリア 全国+海外
推奨年齢 20~30代まで幅広く対応
サービス内容 専任キャリアアドバイザーによるサポート、面接対策・書類対策、転職診断・年収査定など独自の分析ツールなど
公式サイト doda(デューダ)

ハタラクティブ

ハタラクティブは、20代の未経験向けに特化した転職エージェントです。
スキルや経験は少なくても、働く意欲のある方を応援してくれます。
20代専門のキャリアカウンセラーが転職を徹底サポートしてくれますから、初めての転職で不安がある方におすすめです。

対応エリア 全国
推奨年齢 20代
サービス内容 20代専門のキャリアカウンセラーによるサポート、面接対策・書類対策など
公式サイト ハタラクティブ

キャリアスタート

キャリアスタートは、第二新卒を中心に20代若手への転職サポートに力を入れているエージェントです。

未経験から応募できる求人も多数あり、就職支援実績は4000人以上(2025年7月時点)となっています。
キャリアスタートの特徴は、マッチング分析に力を入れている点で、その人に合った求人を紹介することで、入社後の定着率は92%以上となっています。
自分に合った転職先を探したいという方におすすめです。

対応エリア 全国
推奨年齢 20代
サービス内容 キャリアカウンセラーによるサポート、面接対策・書類対策など
公式サイト キャリアスタート

第二新卒エージェントneo

第二新卒エージェントneoは、その名の通り20代の第二新卒を対象とした転職エージェントです。
専任の就活アドバイザーがカウンセリングを行い、その人に合った求人を紹介してくれます。

LINEで簡単に適職診断ができるなど、気軽に利用できるサービスも多く、一度登録してみるのもよいでしょう。

対応エリア 全国
推奨年齢 20代
サービス内容 専任の就活アドバイザーによるサポート、面接対策・書類対策など
公式サイト 第二新卒エージェントneo

転職エージェントは複数登録して、自分に合ったサービスを見つけることが転職成功の近道です。

第二新卒で大手に行けるのか

第二新卒で転職をした場合、今よりも規模が小さい企業になってしまうのでは?大手には行けないのでは?と心配になる方もいるでしょう。

結論から申し上げますと、第二新卒での転職でも大手に行くことは可能です。

第二新卒を採用している大手企業や大手に行ける理由を紹介します。

第二新卒を採用している大手企業

まずは第二新卒を採用している大手企業をいくつか紹介します。
どの企業も優良企業なだけでなく、第二新卒を積極的に採用しているため、ぜひ参考にしてみてください。

みずほファイナンシャルグループ

メガバンクのひとつであるみずほファイナンシャルグループも、第二新卒を積極的に採用しています。

第二新卒の採用は「ポテンシャルキャリア採用」として、入社日時点で社会人経験5年未満の方を対象に、「新卒」・「中途」関係なく採用を行うというものです。
業種経験不問となっていますから、金融関係で働いたことがない方も応募が可能です。

興味がある方はぜひ問い合わせてみましょう。

P&G

世界最大の一般消費財メーカーであるP&Gは、新卒だけでなく既卒向けの採用を行っており、第二新卒も積極的に採用している企業です。

総合職、専門職ともに既卒の採用を行っており、未経験でも応募が可能です。
P&Gの募集サイトでは、現在募集中の職種を確認した上で応募ができますから、一度チェックしてみましょう。

野村総合研究所

野村総合研究所は、日本最大手のシンクタンクです。
各ジャンルを専門とするプロフェッショナルがリサーチを行い、分析結果からクライアントに提言する研究機関として知られています。

野村総合研究所では、社会人経験5年未満の第二新卒を対象とした「若手採用」を行っています。
若手採用は定期的に説明会が実施されますから、興味がある方は野村総合研究所の採用サイトをチェックしておきましょう。

EYステラテジー・アンド・コンサルティング

EYステラテジー・アンド・コンサルティングは、イギリスに本社がある総合系コンサルティングファームです。
グローバルで全世界150以上の国・地域に700を超える拠点を持つ大手企業として知られています。

EYステラテジー・アンド・コンサルティングでは第二新卒の採用も行っており、コンサルティング経験がなくても社会人経験3年未満の方が対象となります。
未経験でもコンサルティングファームへの就職を目指すなら、一度チェックしてみましょう。

KPMGコンサルティング

KPMGコンサルティングは、世界4大監査法人(Big4)であるKPMG傘下のコンサルティングファームです。
本社はオランダにあり、世界各地に支社があります。

第二新卒を積極的に採用しており、社会人経験3年未満、経験社数2社以下の方を対象に選考を行います。
別業種からの第二新卒での転職も可能ですから、まずは採用情報を確認してみてください。

デロイト・トーマツ・コンサルティング

デロイト・トーマツ・コンサルティングは、世界四大会計事務所(通称「BIG4」)の1つである「デロイト ロス トーマツ インターナショナル」に属する経営コンサルティング会社です。

未経験でも応募が可能で、さまざまな業種からの転職も可能となっています。
まずは希望する職種、グループ企業の募集があるかを確認してみましょう。

第二新卒という人材への需要は高い

第二新卒といわれる人材への需要は、現在高い状態が続いています

なぜなら、人材不足が叫ばれており、そもそも新卒採用で若手を予定人数よりも少ない状態でしか採用できない企業が多くあるからです。
さらに、新卒を採用しても3年以内に辞めてしまう人も多く、第二新卒といわれる年代の人では常に不足しています。

そのため、今までは第二新卒の採用を積極的に行っていなかった企業でも、第二新卒の採用を行うようになっているのです。
第二新卒への需要の高さは今後も続く見通しですから、これからの自分のキャリアを見据えて、転職を検討してみるのもよいでしょう。

新卒と比較をすると大手企業の採用数は少ない

第二新卒への需要は高まってはいますが、新卒と比較した場合、大手企業では採用数は第二新卒の方が少なくなっています

これは、大手企業は新卒での人気が高く、応募者が多いことで採用予定数を満たすだけの採用者数を確保できているからです。
新卒で十分な人員を確保できている大手企業では、第二新卒を採用する必要性が低いため、採用数は少ない傾向になってしまいます。

ただし、第二新卒の採用がゼロというわけではありません。自分が希望する大手企業への採用を見逃さないよう、こまめに情報をチェックしたり、転職エージェントへ登録して情報を集めるようにしましょう。

学歴が求められる可能性がある

第二新卒での転職では、新卒での応募と同じく一定程度の学歴が求められる可能性があります

なぜなら第二新卒は経験が少なく、キャリアを重視した転職活動が行えない分、学歴を重視されることがあるからです。
もちろん、学歴があれば仕事ができるということではありませんが、高い学歴であればあるほど入学や単位の取得は難しいため、それに見合った能力や努力を行ったことを示すことができます。

第二新卒での転職では、新卒と同じく学歴はある程度重視されると考えておいた方がよいでしょう。

ベンチャー企業にも転職できる

第二新卒での転職では、大手企業だけでなくベンチャー企業や中小企業など、さまざまな企業へのチャレンジが可能です。

ベンチャー企業や中小企業は、大手企業よりも新卒採用が難しく、必要な採用数を満たしていないケースもあります。
その分、第二新卒を積極的に採用している企業もありますから、一度検討してみるのもおすすめです。

企業規模にこだわらず、自分のやりたい仕事ができる環境を優先して転職活動を行ってみましょう。

大手企業でも第二新卒を採用しているところが多いんですね。希望が持てます!

第二新卒の転職ではここに気をつけよう

第二新卒で転職を行う時、今までの会社とは違う点に戸惑ったり、後悔してしまうこともあります。

せっかく採用されたのに、すぐにまた辞めることにならないためには、次の4つのポイントに気を付けることが大切です。

【第二新卒での転職で気を付けるべき点】
・企業の規模や知名度
・OJT(教育・研修体制)
・福利厚生
・年間休日数

それぞれ詳しくみていきましょう。

企業の規模や知名度

第二新卒での転職では、応募する企業の規模や知名度に気を付けましょう。
なぜなら大手企業と中小企業、ベンチャー企業では、社風や仕事の進め方が大きく異なることがあるからです。

例えば大手企業から中小企業へ転職した場合、知名度や企業規模が小さいことで、取引のしやすさや営業活動のやり方が大きく変わってしまうことがあります。
今までの仕事のやり方では通用しないため、思っていたようなパフォーマンスがとれないことがあるのです。

逆に中小企業から大手企業に転職した場合、仕事が細分化されていて自分の裁量ではなかなか仕事が進められないことにストレスを感じることもあります。

自分自身にはどちらが向いているのかを自己分析などで把握した上で、自分に合った環境がある企業への転職を目指すとよいでしょう。

OJT(教育・研修体制)

OJT(教育・研修体制)が充実しているかどうかも、第二新卒での転職には重要です。

第二新卒での転職では、社会人経験が短いため、入社後に研修を受けて自分のスキルを伸ばすことが求められます。

しかし、OJT(教育・研修体制)が整っていない場合、自分自身の経験は短いまま、スキルアップもできないため、仕事が行き詰ってしまうことがあるのです。

転職先を探す時は、OJT(教育・研修体制)がどれくらい整っているかも確認するとよいでしょう。

福利厚生

福利厚生が充実しているかどうかは、第二新卒での転職で注意したいポイントです。

福利厚生が充実した大企業から、あまりない企業へ転職した場合、例え年収が上がっても生活水準としては変わらなかったり、下がってしまうことがあります。
特に借り上げ社宅など、大きなメリットがある福利厚生を受けている場合、思っていたよりも生活に打撃を受けることがあるのです。

逆に福利厚生が少ない企業から福利厚生が充実した企業に転職した場合、福利厚生が充実している分、例え仕事で高い成果を出しても、あまり給与に差がつけられないこともあります。

転職先を検討する際は、福利厚生の充実度や、自分の成果に対するインセンティブなどをバランスよく考えて決めるとよいでしょう。

年間休日数

年間休日数は、企業がどれくらいブラックかをはかる目安にもなるため必ず確認しておきたいポイントです。

年間休日数は、法律で定められている最低ラインが105日です。
これは平均すると毎週2日の休みがあるという状態です。
例えば土日休みの場合、お盆やお正月の休みもないということになります。

厚生労働省の令和6年就労条件総合調査概況によれば、国内企業の平均年間休日数は116.4日となっています。

週休2日に加えて、祝日もすべて休める目安は年間120日です。

年間休日数120日以下の場合はホワイト企業とはいえませんので、避けるようにするといいでしょう。

年間休日数が125日を超えると、土日祝日に加えてお盆、正月なども休みがある状態です。
大手企業も年間125日としているところが多いため、こちらを目安とするとよいでしょう。

転職後に後悔しないためには、企業の詳細な情報をしっかりと確認することが大切ですね。特に労働環境については事前にしっかりとチェックしましょう。

まとめ

第二新卒での転職が「やめとけ」と言われてしまう理由や、第二新卒での転職について詳しくご紹介しました。

第二新卒はデメリットもありますが、自分のキャリアを広げるチャンスでもあります
自分自身の状況や希望をしっかりと考えた上で、第二新卒での転職を目指すことで、よりよい結果に近づくことが可能です。

まずは自分自身がどうなりたいか、今後のキャリア形成も含めて考えた上で、第二新卒での転職を行ってください。

第二新卒での転職は、しっかりとした準備と戦略があれば成功できます。自分自身のキャリアを見据えて、納得のいく転職活動を進めてくださいね。就職活動、応援しています!

第二新卒について詳しく理解できました。とても参考になりました、ありがとうございます!
               
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この記事の監修者株式会社SOKKIN コーポレート統括本部 本部統括/安藤 雄啓
安藤 雄啓 株式会社SOKKIN コーポレート統括本部 本部統括

株式会社サイバーエージェントでは、Ameba事業本部ママ事業部ビジネス責任者に従事、広告事業本部においては自社アドテク事業の立ち上げメンバーとして活躍。また、様々なベンチャー企業を渡り歩き、営業・広告事業部の部長として事業規模の拡大に励む。2024年、株式会社SOKKINに入社。コーポレート統括本部の本部統括として、販管・採用業務に従事。

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