【例文8選】魅力的な自己PRの書き方・コツについて徹底的に解説!

自己PR

今回は就職活動における自己PRの書き方について詳しく解説しますね。魅力的な自己PRを作成するためのコツを一緒に学んでいきましょう。

就職活動を始めたばかりだと、自己PRで何をアピールすればよいのか、魅力的に伝えるコツが分からないですよね。

「自己PRって何を書けばよいの?」「自分の魅力をアピールできる自己PRの書き方は?」など、疑問点や悩みが出てくると思います。

そこで、この記事では魅力的な自己PRの構成や書き方のコツを、実践的な例文とともに詳しく解説します。

自己PRで活用できる強みの一覧や、NGな自己PRの例も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

自己PRはなぜ重要視されているのか

まず、就職活動において自己PRはなぜ重要視されているのか確認しておきましょう。

自己PRって、なぜそんなに重要なんでしょうか?

自己分析が出来ているかを確認するため

自己PRが就職活動で重要視されるのは、自己分析が出来ているかを確認するためです。また、自己PRを通じて応募者の人柄を見たり、PRで述べた強みがその企業の業務とマッチしているかを見極めています。

自分自身の魅力を分かりやすくアピールするには客観的な自己分析が必要です。自己分析ができていない人は、表面的なアピールや他人と似た内容になりがちで、説得力が感じられなくなります。

自己分析ができている人は、自分の強みと弱みを理解していて、過去の経験やエピソードをもとに具体的に表現できます。

採用担当者は、自己PRをチェックすることで自己分析がどの程度出来ているか確認し、入社後に自分の強みを活かして成長できる人材かを判断しています。

つまり、自己PRは「自分をどれだけ客観視できているか」を見られているということですね。しっかりと自己分析を行うことが大切です。

自己PRで企業が見ているポイント

ここでは、企業が自己PRでどのようなポイントを見ているのか詳しく解説します。

企業が注目しているポイントを理解して、魅力的な自己PRを作成しましょう。

アピールポイントが端的に伝えられているのか

自己PRの構成や書き方からその人の強みや特徴を端的に伝えられているかが見られています。

社会人になると、どんな業務でも物事を端的に伝えることは必須の能力です。社内のコミュニケーションでも、顧客対応でも、重要なところを分かりやすく端的に伝えることが求められます。

現段階で物事を分かりやすく伝えたり、論理的に考えたりする能力がどの程度あるのか、といった点を自己PRを通じて見ています。

人柄は良いのか

その人の人柄や性格が良いのかを判断して、円滑な人間関係を築ける人なのかを見ています。

就職活動を行う学生には実務経験がないため、人柄や人間性が重視されます。スキルや専門知識は経験を積むごとに自然と身についていきますので、まずは入社後のトラブルを避け、円滑に業務に慣れていくことが求められるからです。

自己PRをチェックすることで、性格や人柄は良いか、企業が求める人物像にマッチしているか、コミュニケーション能力はあるかといった点を見ています。

入社後に活躍しているイメージがしやすいか

入社後に活躍しているイメージがしやすいかという点も見られています。

活躍しているイメージをもってもらうには、長所や強み、これまでの経験が、企業の理念や求める人材と一致していることが重要です。

自己PRを書くときは、まず企業が求める人物像について調べてみることがおすすめです。企業や職種によって求める人物像が違うため、求められる資質に合わせて自己PRの内容を考えることが重要です。

企業研究をしっかりして、求める人物像に合わせて自己PRを作ることが大切なんですね。勉強になります。

自己PRの構成

ここからは、自己PRを作成するときの構成について詳しく解説します。

以下の3つの順序で自己PRを組み立てることで、自分の魅力を分かりやすく伝えることができます。

  1. アピールするポイントを述べる
  2. 経験から得た実績を述べる
  3. 企業にどのように貢献できるのかを述べる

以下で具体的に見ていきましょう。

アピールするポイントを述べる

最初に、自分の強みや自分の魅力を端的に述べます

たとえば、「私の強みはコミュニケーション力です」など、最も伝えたいことを最初に明確に伝えましょう。最初に結論を伝えることで、話の全体像が理解しやすくなり、印象に残りやすくなります。

まずは自己分析を行って自分の強みをいくつか見つけておき、企業のニーズに合うものを選びましょう。企業が求める資質や人物像に合致しない強みを伝えてもあまり評価されないため注意が必要です。

この記事の後ほどで、自己PRで使える強みの一覧を掲載していますので、そちらも参考にしてください。

経験から得た実績を述べる

次に、その強みや特徴を裏付ける具体的な経験やエピソード、そこで得た成果や学びを述べます。実体験を加えることでより具体的にイメージしやすい自己PRになります。

たとえば、「サークル活動で、自分の課題を解決するために、1日◯時間の自主的な練習を追加で行い、結果として◯位の競技成績を収めた」など、実際の行動や結果を数字で伝えると説得力が出ます。
ただし、エピソードは特別に優れたものである必要はありませんので、自分の強みやアピールポイントがよく発揮された場面を選びましょう。

企業にどのように貢献できるのかを述べる

最後に、自分の強みや経験を活かして、入社後にどのように企業に貢献できるかを述べます。

たとえば、「自分の強みである粘り強さを活かして、御社で新規顧客開拓に貢献できるよう努めます」など、企業のニーズと自分の強みを関連付けて伝えましょう。

単に強みやアピールポイントを伝えるだけでなく、入社後に強みを活かして活躍している様子をイメージしてもらうことが大切です。

この3つの構成を意識するだけで、説得力のある自己PRが作れますよ。結論→根拠→貢献という流れが重要なポイントです。

面接官の心をつかむ自己PRの書き方のコツ

次に、自己PRを書くときに意識しておきたい書き方のコツを紹介します。

上記で解説した自己PRの構成に従って、以下の5つのコツを意識しながら作成すれば、魅力的な自己PRが書けるでしょう。

自分が一番熱量をそそげる事を述べる

自己PRでは自分が一番熱量をそそげることを述べるのがおすすめです。

自分が好きなこと、得意分野、将来の夢に関係していること、小さい頃から継続していることなど、就職活動を抜きにしても熱中できることがあれば理想です。

自分が熱量をそそげることは実体験も豊富にありますので、その中から自己PRにふさわしいものを選べるでしょう。エピソードにも自分の人間性が表れますので、自然と説得力が生まれます。

逆に自分が熱量をそそげる事柄でなければ、自己PRを完璧に作り上げても、表面的な話で終わってしまいます

採用担当者は自己PRを通じてその人の個性や性格、人柄を見ていますので、熱量をそそげることを伝えることで説得力のある伝わりやすい自己PRになります。

文章はなるべく短くする

自己PRの文章はなるべく短くすると伝わりやすくなります。簡潔で短い文章にすると何を伝えたいかが明確になりますので、記憶に残りやすくなります。

逆に、文章が長すぎると分かりにくい印象になってしまいます。文章量や情報量が多ければ評価が高くなるというものでもありませんので、分かりやすく簡潔な文章にしましょう。

ただし、短すぎて内容が薄くならないよう、重要なことはしっかりと伝えることが大切です。上記で説明した自己PRの構成を意識しながら、結論、経験、どのように貢献できるかの3点を盛り込みましょう。
自己PRが完成したら、しばらく時間を空けてから読み返してみるのがおすすめです。長すぎて何が言いたいか分からない文章や、回りくどい表現がないかチェックしてみてください。

キャッチコピーを考える

自分の特徴を一言で表すキャッチコピーを考えれば、印象的で記憶に残りやすい自己PRにできます。

特に、自分の強みや特徴を伝えるときにオリジナルのキャッチコピーを使うことで、記憶に残りやすい印象的な自己PRにすることができます。

キャッチコピーはありきたりなものでは強い効果がありませんが、あまりふざけた印象にならないよう注意が必要です。

まずは自己分析をしっかりと行い、自分の長所を明確にすることが大切です。その長所を表現できる言葉を工夫して、自分の特徴をよく表すオリジナルのキャッチコピーを考えましょう。

企業に応じて自己PRを変える

志望する企業に応じて自己PRを変えることも重要です。

これは、企業ごとに求める人物像や業務に必要な資質が異なるからです。企業が求める資質を自分が持っていて、入社後に貢献できることをアピールする必要がありますので、企業ごとにアピールのやり方を変えるのがコツとなります。

まずはしっかりと企業研究や業界研究を行い、どのような人物や資質が求められているのかしっかりと把握しましょう。それに最も合う強みやエピソードを選べば、具体的で説得力のある自己PRを作ることができます。

もしどの企業でも同じ自己PRが使えるとしたら、企業のニーズがあまり反映されていない抽象的な内容になっている可能性があります。他の企業には使い回せないような具体性のある内容にすると、自社のために必要な人材と思ってもらいやすくなります。

苦労話を織り交ぜる

自己PRで自分の強みが発揮された実体験を伝えるとき、苦労話を織り交ぜるのも効果的です。

苦労したり試行錯誤して課題を解決する能力は、まさに入社後の業務でも必須となる資質です。成功した話だけでなく苦労した話も伝えることで、入社後に粘り強く業務に取り組むイメージを持ってもらいやすくなります。

これまでの経験や成果を伝えるときに、どんな困難があり、どのように考え、どんな行動をとったかを伝えましょう。その結果、自分がどう成長したかを伝えることで、困難にぶつかっても乗り越える力があることをアピールできます。その際に、具体的な数値やエピソードを入れるとさらに伝わりやすくなります。

注意点として、苦労したという話だけで終わらせず、そこからどのような学びや成長が得られたかを伝えましょう。ネガティブな印象にならないように、締めくくりは前向きな姿勢を強調してください。

コツがたくさんありますね。特に企業に合わせて自己PRを変えるというのは、最初は大変そうですが重要なポイントだと理解できました。

自己PRで活用できる強み一覧

自分の強みとして何を伝えるか迷ったときは、自己PRで使われることの多い強みの一覧に目を通してみるとよいでしょう。

以下で分類ごとの一覧を表にまとめていますので参考にしてください。

強みの分類 強みの例
性格についての強み
  • 責任感
  • 忍耐力
  • 向上心
  • 好奇心旺盛
  • 逆境に強い
人間関係での強み
  • リーダーシップ
  • 協調性
  • コミュニケーション力
  • 誠実さ
  • 柔軟性
行動についての強み
  • 積極性
  • 主体性
  • 実行力
  • 自己管理能力
  • 継続力
思考についての強み
  • 決断力
  • 分析力
  • 創造的
  • 計画性
  • 論理的

上記の強みの一覧を参考にしながら、自分の過去の経験を振り返ってみるなどして、自分によく当てはまるものを探してみましょう。

実際に自己PRを作成するときは、強みとして伝える特徴や性格が企業が求める人物像にマッチしているかも確認してください。

自己PRで使える口語言い換え表

自己PRでは伝える内容だけでなく言葉遣いやマナーも重要です。

以下で、つい使ってしまいがちなNGな口語をふさわしい言葉に言い換えるための一覧表を掲載しますので活用してください。

NGな口語 ふさわしい言葉
僕、自分 私(わたし、わたくし)
会社、こちらの会社 御社、貴社
◯◯と言います ◯◯と申します
バイト、部活、サークル アルバイト、部活動、サークル活動
前に◯◯をしたとき 以前に◯◯をしたとき
すごく とても、大変
少し、ちょっと 少々、若干、わずかに
だから そのため
全然 全く
後で 後ほど

自己PRを文章で書くときも、面接など人と会って話すときも、言葉遣いのマナーには気を付けて丁寧な敬語を使いましょう。

就職活動でよく使う敬語は、入社後もそのままビジネス敬語として業務で使えるものばかりです。最初は難しく感じてしまうかもしれませんが、ひとつずつ覚えて慣れていきましょう。

自己PR例文5選

ここからは、自己PR文を考えるときのお手本となる例文を紹介します。

以下で5種類の強みについての自己PR例文を紹介しますので参考にしてください。

具体的な例文を通して、自己PRの構成やコツを確認してみましょう。参考にしながら、あなたらしい自己PRを作ってくださいね。

例文①【行動力】

私の強みは、即行動に移す力です。考えるだけで終わらせず、まずは動くことでチャンスをつかみ、成果につなげてきました。大学時代、ゼミで地域活性化イベントの企画を担当しました。しかし、メンバーの意見がまとまらず、なかなか準備が進まない状況でした。そこで私は、まず地域の方々にヒアリングを行い、イベントの方向性を整理しました。その結果、メンバーの共通認識が生まれ、役割分担も明確になり、スムーズに準備を進めることができました。当日は200名以上の来場者を迎え、地域の方々からも高い評価をいただきました。この経験から、私は自ら動くことで周囲を巻き込み、課題を解決できると実感しました。貴社においても、目標達成に向けて積極的に行動し、チームと連携しながら成果を生み出していきたいと考えています。

例文②【コミュニケーション力】

私の強みは、相手の立場を考えた柔軟なコミュニケーション力です。相手の意図を正確に理解し、円滑な関係を築くことで、物事をスムーズに進めることができます。大学時代、ゼミのグループ研究で意見が対立し、議論が進まなくなる場面がありました。そこで私は、各メンバーの意見を一つずつ丁寧に聞き取り、共通点を見つけながら調整を試みました。また、それぞれの意見をまとめた上で、最適な方向性を提案した結果、メンバー全員が納得できる形で研究を進めることができました。この経験から、異なる意見をまとめ、協力関係を築くことの重要性を学びました。貴社でも、このコミュニケーション力を活かし、チーム内の円滑な連携を図りながら業務を進めていきたいと考えています。社内外の関係者と積極的に関わり、信頼関係を築くことで、組織の成長に貢献していきます。

例文③【リーダーシップ】

私の強みは、周囲を巻き込み、目標達成に向けて行動するリーダーシップです。状況に応じて役割を柔軟に変えながら、チームをまとめることができます。大学時代、ゼミで企業との共同研究プロジェクトを進めました。しかし、メンバーの意見が分かれ、方向性が定まらず、計画が遅れる事態となりました。そこで私は、まず各メンバーの意見を整理し、共通の目標を明確にしました。さらに、適性に応じた役割分担を行い、進捗管理を徹底しました。その結果、チーム全員が主体的に取り組むようになり、プロジェクトは予定通り成功を収め、企業からも高い評価をいただきました。この経験から、私はチームの力を最大限に引き出すリーダーシップを発揮できると実感しました。貴社においても、周囲と協力しながら主体的に動き、目標達成に貢献したいと考えています。

例文④【継続力】

私の強みは、目標に向かって粘り強く努力を続ける継続力です。一度決めたことは最後までやり遂げる力があります。大学では、未経験から英語のスピーチコンテストに挑戦しました。当初は思うように話せず、悔しい思いをしましたが、毎日1時間の発音練習とスピーチの暗記を継続しました。また、ネイティブの先生にもフィードバックをもらいながら、課題を一つずつ克服しました。その結果、半年後の大会で入賞を果たすことができました。この経験から、努力を積み重ねることで結果につながることを実感しました。貴社においても、この継続力を活かし、困難な課題にも粘り強く取り組みます。成長し続ける姿勢を大切にし、周囲と協力しながら成果を上げていきたいと考えています。

例文⑤【協調性】

私の強みは、周囲と円滑に協力し、チームとして成果を出す協調性です。相手の意見を尊重しながら、自ら積極的に働きかけることで、チームの目標達成に貢献できます。大学時代、ゼミのグループ研究で意見が対立し、話し合いが進まなくなる場面がありました。そこで私は、一人ひとりの考えを丁寧に聞き、共通点を見つけながら調整を試みました。また、全員が納得できる形で方向性を整理し、役割分担を決めました。その結果、チーム全員が主体的に動くようになり、研究発表では高評価を得ることができました。この経験を通じて、協調性を発揮しながらチームをまとめることの大切さを実感しました。貴社においても、周囲との円滑なコミュニケーションを大切にし、チームワークを活かして業務を進めていきたいと考えています。相手の意見を尊重しながらも、自ら積極的に関わることで、組織の成長に貢献します。

どの例文も、最初に強みを明確に述べて、具体的なエピソードがあって、最後に貢献につなげているんですね。とても参考になります。

NGな自己PR例文3選

次に、効果的な自己PRの書き方ができていない、NGな自己PRの例文を3つ紹介します。

以下の例文を参考にしながら、自己PR文の基本的な作り方を再確認しましょう。

例文①【結論から述べていない】

私は大学時代にアルバイト先のカフェでスタッフリーダーを務めていました。最初はスタッフ同士の連携がうまく取れず、業務がスムーズに進まないことがありました。そこで私は、業務の役割分担を明確にし、スタッフ同士の情報共有を促進するためのミーティングを定期的に実施しました。その結果、接客の質が向上し、お客様満足度アンケートでも高評価を得ることができました。この経験を通じて、私は周囲と協力しながらチームをまとめることの重要性を学びました。相手の意見を尊重しつつ、積極的にコミュニケーションを取ることで、チーム全体の成果を高められることを実感しました。

貴社においても、この経験を活かし、チームワークを大切にしながら業務に取り組み、周囲と協力しながら成果を出していきたいと考えています。

NGポイント:最初に自分の強みを明確に述べていないため、何をアピールしたいのかが分からない。エピソードから始まっているので、全体の構成が曖昧になっている。

例文②【企業でどのように活きるか述べていない】

私の強みは、目標に向かって粘り強く努力を続ける継続力です。一度決めたことは最後までやり遂げ、成果を出すまで諦めません。大学時代、私は未経験からマラソンに挑戦しました。最初は10km走るのも苦しく、何度も諦めかけましたが、毎日少しずつ距離を伸ばし、食事管理やトレーニング方法を研究しながら改善を続けました。その結果、半年後にはフルマラソンを完走し、達成感を味わうことができました。この経験を通じて、私は努力を積み重ねれば大きな目標でも達成できると実感しました。
NGポイント:企業にどのように貢献できるかが述べられていない。個人的な成長体験で終わっているため、ビジネスでの活用イメージが伝わらない。

例文③【エピソードに具体性がない】

私の強みは、最後まで諦めずに努力を続ける継続力です。一度決めたことは途中で投げ出さず、目標達成に向けて粘り強く取り組みます。大学時代、私は学業とアルバイトを両立しながら努力を続けてきました。最初は大変でしたが、時間をうまく使うことで乗り越えました。その結果、成績も向上し、アルバイト先でも評価されるようになりました。この経験を通じて、努力を続けることの大切さを学びました。貴社においても、この継続力を活かして困難な課題にも粘り強く取り組み、成果を上げていきたいと考えています。
NGポイント:エピソードが抽象的で具体性に欠ける。どんな困難があったのか、どのような工夫をしたのか、どの程度の成果が出たのかが不明確。

NGな例文を見ることで、良い自己PRの要素がより明確になりますね。結論→根拠→貢献の構成と、具体的なエピソードが重要だということがよく分かります。

自己PRの指導・添削をしてもらえるサービス

ここでは、就職活動の自己PRで悩みがあるときに相談したり、作成した自己PRを添削してもらえるサービスを紹介します。

必要に応じて以下の3つを利用して、十分な対策を行いましょう。

就活支援サービス

就活エージェントなどの就活支援サービスに登録すれば、経験豊富なキャリアアドバイザーが自己PRの添削や指導を行ってくれます。

自分の強みや過去のエピソードを整理して、企業に伝わりやすい構成や表現に仕上げられますので、自信を持って自分の魅力をアピールできるようになります。

自己PRだけでなく志望企業探しやエントリーシート、面接対策などトータルでサポートしてもらえるのも特徴です。

OG・OB訪問

OG・OB訪問では、志望する業界や企業で実際に働く先輩社会人から、現場目線でのアドバイスがもらえます。

特に、その業界や企業が求めている人物像を、実務経験者の視点から詳しく具体的に教えてもらえるのが特徴です。

志望する企業にマッチした的確な自己PRが書けるようになるでしょう。

大学のキャリアセンター

大学の中にあるキャリアセンターで就活関連のサポートを受けられます。

自己PRについては、自己分析のサポートや過去のエピソードの整理、書き方や構成の指導・添削をしてもらえます。また、面接での自己PR対策や、模擬面接が可能な場合もあります。

キャリアセンターの支援内容は大学によって変わりますので事前に確認しておきましょう。時期によっては利用者が多く混み合うこともありますので注意してください。

まとめ

この記事では、就職活動で必要な自己PRの書き方やコツを詳しく解説しました。

印象に残る自己PRにするコツは、長所や強みをキャッチコピーにして端的に伝えること、実際の経験や実績、苦労話などのエピソードを織り交ぜることです。

自分の性格や人柄を理解してもらい、入社後に活躍しているイメージを持ってもらえるような自己PRを目指しましょう。

企業によって求める人物像が違うため、自己PRも企業に応じて変えることが大切です。この記事で紹介した強みの一覧も活用していただきながら、志望する企業にマッチする最適な自己PRを考えてください。

作成した自己PRの添削や指導が必要なときは、就活支援サービスや大学のキャリアセンターを利用したり、OB・OG訪問の機会で相談するとよいでしょう。

ぜひこの記事でまとめたことを参考にしていただき、自己PRで自分の魅力を最大限にアピールできるよう頑張ってください。

自己PRは練習を重ねることで必ず上達します。今回学んだポイントを活かして、あなたらしい魅力的な自己PRを作成してくださいね。就職活動、応援しています!
               
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この記事の監修者株式会社SOKKIN コーポレート統括本部 本部統括/安藤 雄啓
安藤 雄啓 株式会社SOKKIN コーポレート統括本部 本部統括

株式会社サイバーエージェントでは、Ameba事業本部ママ事業部ビジネス責任者に従事、広告事業本部においては自社アドテク事業の立ち上げメンバーとして活躍。また、様々なベンチャー企業を渡り歩き、営業・広告事業部の部長として事業規模の拡大に励む。2024年、株式会社SOKKINに入社。コーポレート統括本部の本部統括として、販管・採用業務に従事。

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