【IT志望の学生必見】エンジニアのインターンについて探し方から解説!

インターン

今回はエンジニアのインターンについて詳しく解説しますね。IT業界を目指す学生の皆さんにとって、非常に重要な情報をお伝えします!

人気が高いIT業界には、卒業後の就職先としてエンジニアを目指す学生がいます。そのようなIT志望の学生の注目を集めているのが、エンジニアのインターンです。先に業界・職種の経験ができるので、就職活動でも有利に働くでしょう。

しかしその一方で「未経験でもエンジニアのインターンに参加できるのか」「エンジニアに特化したインターンの対策方法が知りたい」と考えている人が少なくありません。

本記事ではIT志望の学生に向けて、エンジニアのインターンについて紹介します。業務内容・おすすめ企業なども含めて解説するので、ぜひ参考にしてください。

エンジニアのインターンについて詳しく知りたいです。未経験でも参加できるのでしょうか?

エンジニアのインターンとは?

エンジニアのインターンについて紹介します。

エンジニアの業務内容について

エンジニアの主な業務内容は、システム・ソフトウェア・アプリケーションなどに関連したものが中心です。具体的には、以下のようなものが挙げられます。

  • 設計
  • 開発
  • テスト
  • 運用
  • 保守

設計フェーズはどのようなシステムを作るか要件を定義し、どのように実現するかを具体的に計画することが主な業務内容です。次にプログラミング言語を使って実際にコードを書き、システムを構築する開発フェーズに移ります。開発したものが正しく機能するかを検証するのがテストで、リリース後も安定稼働を支える運用・保守を行わなければなりません。

ユーザーにとって価値のあるものを作り出すため、チームで協力しながらプロジェクトを進めるのが特徴といえるでしょう。

いつインターンに申し込めばいいのか

エンジニアのインターン申し込みのピークは、主に夏と冬です。大学3年生の夏休み期間に開催される「サマーインターン」は特に募集が多く、情報解禁直後の4〜6月頃からエントリーが始まります。この時期は多くの企業が募集するため、様々な企業を比較検討するチャンスです。

また冬休み期間の「ウィンターインターン」は10〜11月頃から募集が始まります。こちらは、早期選考に直結するケースも少なくありません。通年で募集している企業もありますが、人気の企業ほど早期に枠が埋まる傾向があります。

興味のある企業の情報はこまめにチェックし、開催時期の1〜2ヶ月前を目安に準備・エントリーを進めることが重要です。

なるべく長期のインターンシップに申し込もう

エンジニアのインターンを考えている場合は、なるべく長期のインターンシップに申し込んだほうがよいでしょう。エンジニア志望の学生にとって、非常に有益だからです。

短期インターンは、企業や業界の雰囲気を知る機会です。その一方で長期インターン数ヶ月以上にわたり、実際の開発プロジェクトにメンバーとして参加できます。

これにより座学では得られない実践的な開発スキルプロジェクトマネジメントの一端など、即戦力として求められる能力の習得が可能です。

長期インターンでの経験は、ESや面接での強力なアピール材料にもなるでしょう。

長期インターンは特におすすめです。実際の開発プロジェクトに参加することで、座学では学べない実践的なスキルが身につきますよ。

エンジニアのインターンシップの探し方を紹介

エンジニアのインターンシップの探し方を紹介します。

Wantedly

Wantedlyは、エンジニアのインターンシップを探す際におすすめのプラットフォームです。

「給与」ではなく「やりがい」や「共感」を軸に、企業とマッチングができます。会社の雰囲気や働く人のインタビュー記事が豊富で、実際の業務内容やチームの様子をイメージしやすいでしょう。

プロフィールを充実させれば、企業からのスカウトも期待できます。長期インターン開発系の募集も多く、自身の興味や技術スタックに合ったインターンを見つけやすい点も特徴です。

サポーターズ

サポーターズは、IT・Web業界に特化した新卒向け就職支援サービスを提供しています。エンジニアインターンの情報も豊富です。

特に注目すべきは、イベントやスカウトを通して企業と出会える点でしょう。参加型イベントでは、複数の企業と直接交流する機会が得られます。また、自身のスキルや経験を登録しておけば、企業からインターンへのスカウトが届く可能性もゼロではありません。

交通費・宿泊費の支援があるイベントも多く、地方学生にも利用しやすいサービスとしておすすめします。

Paiza新卒

Paiza新卒は、プログラミングスキルを活かして就職・転職を目指すエンジニアに特化したサービスです。

独自のスキルチェックテストを受けることで、プログラミングスキルを可視化できます。その結果に応じた企業からスカウトが届く仕組みが特徴です。

また、インターンシップの求人も掲載されています。コーディング能力を客観的に評価された上で、実力に見合った企業との出会いが期待できるでしょう。

Xなどの他のSNS

XなどのSNSも、エンジニアインターン探しの有効な手段です。

企業のアカウントが直接募集情報を発信したり、現役エンジニアが情報を共有したりすることがあります。「#エンジニアインターン」「#長期インターン」などのハッシュタグで検索すると、思わぬ優良案件に出会えるかもしれません。

知人の紹介

エンジニアのインターンシップは、知人の紹介も有力な探し方です。

大学の先輩や社会人の友人など、エンジニアとして働いている知人に相談してみましょう。企業の内部情報や、非公開のインターン募集を知る機会になることもあります。信頼できる紹介なので、安心して参加できる点もメリットです。

たくさんの探し方があるんですね。知人の紹介は思いつきませんでした。参考になります!

企業とのミスマッチを防ぐには?

企業とのミスマッチを防ぐ方法について解説します。

自分が将来なりたい姿を具体的にイメージする

企業とのミスマッチを防ぐためには、自分が将来なりたい姿を具体的にイメージすることが重要です。漠然と「エンジニアになりたい」と考えるだけでなく、具体的なキャリアパス働き方を思い描いてみましょう。

「なりたい姿」が明確であればインターン選びの際に、「その企業が提供する経験が自身の目標達成につながるか」「どのようなスキルや知識が得られるか」といった視点で判断できます。

面接時にも、具体的なビジョンを伝えることを心がけましょう。企業側も応募者の志向性を理解し、より適切なマッチングにつながりやすくなります。

インターン先の企業を調べておく

ミスマッチを防ぐには、インターン先の企業を徹底的に調べておくことが不可欠です。以下のような媒体を活用して、幅広くチェックしましょう。

  • 企業のウェブサイト
  • ニュース記事
  • IR情報
  • SNS
  • 社員のインタビュー記事

具体的には、次に挙げるポイントを把握することが大切です。

  • 企業の事業内容
  • 企業文化
  • 主力製品・サービス
  • 競合との差別化ポイント
  • 近年注力している技術やプロジェクト
  • 社員の働き方
可能であれば、OB・OG訪問を通じて社員の生の声を聞くのもよいでしょう。事前に深く理解することで、その企業が自身のキャリアプランや働き方の希望に合致するかを判断できます。入社後のギャップも、最小限に抑えられるでしょう。

エンジニアのインターンの選考はどんな対策が有効なの?

エンジニアのインターン選考に有効な対策方法を紹介します。

志望動機をはっきり答えられるようにする

インターン選考を突破するための有効な対策のひとつは、志望動機をはっきりと答えられるように準備しておくことです。単に「エンジニアになりたい」というだけでは、十分とはいえません。「なぜその企業で、どのような技術に触れ、何を得たいのか」を具体的に言語化しておく必要があります。

企業への理解自身の学習意欲インターンで達成したい目標を、明確に結びつけましょう。これにより、インターンシップへの熱意が伝わり、採用担当者も応募者が自社で活躍できるポテンシャルがあるかを判断しやすくなります。

具体的な志望動機は、本気度と論理的思考力をアピールする重要な要素といえるでしょう。

エンジニアに必要な基礎知識を身につけておく

インターン選考に有効な対策として、エンジニアに必要不可欠な基礎知識をしっかり身につけておくこともあげられます。具体的な基礎知識は、主に以下の通りです。

  • プログラミング言語の基本構文
  • データ構造
  • アルゴリズムの基礎
  • OSやネットワークの基本的な仕組み
  • データベースの操作方法

これらの基礎知識は、インターンでの実務をスムーズに進めるうえで欠かせません。また、選考でも理解度を問われることがよくあります。

実際にコードを書くなどして手を動かしながら学ぶことで、より実践的な知識として定着させられます。

企業側は基礎がしっかりしている学生であれば入社後のキャッチアップも早いと判断するため、選考を有利に進められるでしょう。

成果物を作る

エンジニアのインターン選考において、成果物を作っておくことは非常に有効な対策です。自作の成果物を開発して公開することで、プログラミングスキル開発経験学習意欲を具体的にアピールできます。

選考担当者は成果物の完成度を通じて、技術力問題解決能力を客観的に評価するでしょう。チーム開発の経験や特定の技術スタックを用いた開発経験があれば、さらに高く評価されます。

成果物は熱意と実力を示す最も説得力のある証拠となり、ほかの候補者との差別化にも有効です。

選考対策では、特に成果物作りが重要ですね。GitHubなどで公開している作品があると、技術力を具体的にアピールできますよ。

初心者にもおすすめ!独学で学べるプログラミング言語3選

初心者でも独学で学べるプログラミング言語を紹介します。

Python

プログラミング初心者が独学で学ぶ際、Pythonは特におすすめです。

文法はシンプルで読みやすく、コードを書く際の記述量が少ない点が特徴としてあげられます。Pythonから始めれば、プログラミングの基本的な考え方をスムーズに習得できるでしょう。

AI開発データ分析Webアプリケーション開発といった多岐にわたる分野で活用されており、汎用性が高いのも魅力です。

学習コミュニティも活発でオンライン教材解説記事も豊富なので、つまずいた時も解決策を見つけやすいでしょう。

JavaScript

JavaScriptも、プログラミング初心者が独学で学ぶ際に非常に適しています。

JavaScriptは、WebサイトやWebアプリケーションのフロントエンド開発に不可欠な言語です。ウェブブラウザとテキストエディタがあれば、すぐに学習を始められます。

動きのあるWebページインタラクティブな機能を実装できるため、学習成果が目に見えやすい点が特徴です。モチベーションの維持もしやすいでしょう。

Go

プログラミング初心者にとって、Go言語も独学で学ぶ選択肢として注目されています。

Googleが開発した言語で、シンプルでモダンな文法が特徴です。高速な処理が可能で、並行処理に強みを持ちます。サーバーサイド開発Webアプリケーション開発クラウドネイティブな開発で需要が高まっている言語です。

学習リソースは、PythonやJavaScriptほど多くないかもしれません。しかし公式ドキュメントが充実しており、クリーンなコードを書く習慣を身につけたい人にはよい選択肢となるでしょう。

3つの言語の特徴がよくわかりました。初心者にはPythonが始めやすそうですね。まずはひとつの言語から始めてみます!

インターンシップのおすすめの企業

インターンシップにおすすめの企業を紹介します。

【経験者向け】

メルカリ

メルカリは、フリマアプリ「メルカリ」を運営する企業です。エンジニア向けのインターンシップを積極的に開催しています。

大規模なトラフィックを扱うサービスの開発に携わることが可能であり、マイクロサービスGo言語といった最先端の技術を実践的に学べるのが魅力です。優秀なエンジニアが多く在籍しており、実践的なスキルとスピード感のある開発文化を肌で感じたい学生におすすめします。

サイバーエージェント

サイバーエージェントは、AmebaABEMAなどのメディア事業・インターネット広告事業・ゲーム事業を展開するIT企業です。

エンジニア育成に非常に力を入れており、実践的なインターンシップが豊富に用意されています。サービスの企画から開発、運用まで一貫して携われる機会が多く、若手のうちから裁量を持って挑戦できる環境が魅力です。

Webサービス開発大規模データ処理に興味のある学生におすすめします。

サイボウズ

サイボウズは「チームワークあふれる社会を創る」をミッションに、グループウェア「Garoon」や「kintone」などを開発・提供するソフトウェア企業です。

多様な働き方を推進しており、エンジニアのインターンシップも充実しています。プロダクト開発の全工程に深く関われる機会が多く、ユーザーに近い視点で開発を経験できる点も特徴です。長期インターンも盛んに行われています。

実践的なスキルを身につけながら、風通しの良い企業文化を体験したい場合は選択肢のひとつに入れてみてください。

【未経験者向け】

Alleeks株式会社

Alleeks株式会社は、未経験からエンジニアを目指す学生に特化した長期実践型インターンシップを提供しています。

基礎からじっくり学べるカリキュラムが用意されており、経験豊富なメンターによる丁寧な指導のもとでWebアプリケーション開発などの実務を通したスキル習得が可能です。

株式会社キュービック

株式会社キュービックWebメディア事業を展開する企業で、未経験者向けのエンジニアインターンシップにも力を入れています。

座学と実践を組み合わせた手厚い研修体制が特徴で、プログラミングの基礎からWeb開発まで段階的にスキルを習得できます。現役エンジニアからのフィードバックも充実しており、着実に成長したい初心者にとって理想的な環境といえるでしょう。

株式会社Techouse

株式会社Techouseは、人材業界に特化したSaaSプロダクト「HRBrain」などを開発・提供するIT企業です。

未経験からエンジニアを目指せるインターンシップを用意しています。現役エンジニアの指導のもと、実践的な開発スキル習得が可能です。少人数制で手厚いサポートを受けられるため、プログラミング初心者でも着実に成長できる環境です。

経験者向けと未経験者向けで企業を分けて紹介しました。自分のレベルに合った企業を選ぶことが成功への近道ですね。

まとめ

IT志望の学生向けにエンジニアのインターンを紹介しました。

エンジニアは業務内容が多岐にわたるため、どのようなスキルを活かしてエンジニアとして活躍したいのかを明確にしなければなりません。そのうえで、企業研究などを行ってインターンに参加しましょう。

本記事で紹介した申し込み時期探し方ミスマッチを防ぐ方法なども参考にして、希望に合ったインターン先を見つけてください。

エンジニアのインターンは将来のキャリアにとって非常に価値の高い経験です。しっかりと準備をして、希望に合ったインターンに参加してくださいね。就職活動、応援しています!

とても勉強になりました。プログラミング学習から始めて、長期インターンに挑戦してみたいと思います。ありがとうございました!
               
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この記事の監修者株式会社SOKKIN コーポレート統括本部 本部統括/安藤 雄啓
安藤 雄啓 株式会社SOKKIN コーポレート統括本部 本部統括

株式会社サイバーエージェントでは、Ameba事業本部ママ事業部ビジネス責任者に従事、広告事業本部においては自社アドテク事業の立ち上げメンバーとして活躍。また、様々なベンチャー企業を渡り歩き、営業・広告事業部の部長として事業規模の拡大に励む。2024年、株式会社SOKKINに入社。コーポレート統括本部の本部統括として、販管・採用業務に従事。

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