
第二新卒の転職活動で面接の自己紹介に不安を感じている人も多いと思います。
「第二新卒は自己紹介で何を話すべき?」「経験が浅いから話すことがない…」など、新卒時にはなかった疑問点が出てきますよね。
面接の自己紹介は第一印象を決める重要な場面なので、短い社会人経験でも前向きにとらえて、自信を持って行うことが大切です。
そこでこの記事では、第二新卒が面接で自己紹介をする際の基本的な流れや意識するポイントについて詳しく解説します。
実際の例文や自己紹介の後によくされる質問のほか、オンライン面接での自己紹介など、実践的な内容を幅広く解説していますので、ぜひ参考にしてください。
面接における自己紹介の重要性はどれくらい?
面接での自己紹介は第一印象に大きな影響を与えるため非常に重要です。
自己紹介は応募者が最初に自分自身について話すため、そのときの話し方や態度から、人柄や性格が一度に伝わりやすい場面です。話す内容だけでなく、声のトーンや表情、アイコンタクト、姿勢などすべてが見られています。
面接が始まってからの最初の数分間で印象が良ければ、その後の会話でも好意的に聞いてもらいやすくなり、評価にも良い影響を与えやすくなります。自己紹介の成功が、その後の面接全体の雰囲気を大きく左右するといっても過言ではありません。

自己紹介は自分の魅力を最大限にアピールするための最初の入口になります。しっかりと準備して魅力的な自己紹介を行うことで、その後の面接を有利に進めましょう。
採用担当が第二新卒の自己紹介で意識するポイント!大きく6つを解説
採用担当者が第二新卒の面接を行う際に、応募者の自己紹介で意識しているポイントを解説します。
採用担当者が見ている以下の6つのポイントに気をつけることで、より印象的な自己紹介ができるようになります。
①誠実さ・身だしなみの清潔感
誠実さや身だしなみの清潔感を、その人の社会人としての基本的な資質の判断材料としています。
採用担当が身だしなみを見るときのポイントは主に以下のような点です。
- スーツや靴、カバンに汚れがないか
- 髪色や髪型は派手すぎないか
- 女性のメイクはナチュラルか
- 男性は髭を剃っているか
スーツの着こなしやネクタイが曲がっていないかといったことに加えて、靴やカバンに汚れがないかもチェックしておくことが大切です。
髪色や髪型、メイクなどから誠実さや清潔感が感じられるかも重要です。女性のメイクは派手すぎないようにナチュラルなものに留めておき、男性は髭の剃り残しがないかチェックしておきましょう。
②コミュニケーション能力
採用担当がコミュニケーション能力を見るときは、以下のようなポイントに注目しています。
- 表情が明るいか
- 話し方はハキハキとしているか
- 自然なアイコンタクト
表情は第一印象を左右しますので、面接中は口角を軽く上げ、適度に笑顔を交えることで安心感を与えることが大切です。
また、口を大きく開いて少しゆっくりめに、はっきりとした声で話すと、ハキハキとした印象のよい話し方になります。
面接中はずっと下を向くのではなく、適度に相手の目を見て話すことで、自然なアイコンタクトを取ることも重要です。
③ネガティブ思考や他責思考の有無
第二新卒は前職から新しい職場へ転職するということから、前職への不満を持っている場合もあります。
採用担当社としては、応募者がネガティブ思考や他責思考を持っているかにも関心を持っていますので注意が必要です。採用後の業務で壁にぶつかったときに、ネガティブ思考や他責思考は問題の解決につながりにくいため、意欲的に活躍するイメージを持ちにくくなります。
④企業の雰囲気との相性
応募者と企業の雰囲気との相性も見られています。
企業は自社とマッチ度が高く、長く活躍してくれる人材を採用したいと考えていますので、自社の雰囲気との相性は重要です。能力のある人材でも社内環境と合わなければ長期的に活躍するのは難しくなります。
面接の最初の自己紹介で、企業が求める人物像と自分の経験や価値観がマッチしていることを伝えられれば効果的です。そのためには、事前に企業がどんな人材を求めているのかをリサーチし、それに合った自己紹介を考えることが重要です。
⑤入社意欲・キャリアビジョンの有無
第二新卒は短期離職の懸念を持たれやすいため、入社意欲やキャリアビジョンの有無と明確さは重要な評価ポイントとなります。
意欲の高い応募者はそれだけ長く活躍してくれると期待できますし、明確なキャリアビジョンがあれば自社との相性を判断しやすくなります。
入社意欲が高いかどうかは、しっかり企業研究をしているかという点も参考にされています。志望企業の業務内容を十分に理解し、なぜその企業でなければならないのかを説得力を持って説明できれば意欲が高いと評価されやすくなります。
5年後、10年後どうなっていたいかというキャリアビジョンを持っていて、応募先の企業でそれが実現できることを伝えれば、長く意欲的に活躍する意欲があると判断されるため、印象も良くなります。
⑥総合的なポテンシャルの高さ
第二新卒の面接では、経歴や実績よりも総合的なポテンシャルの高さが重視されます。
第二新卒は新卒で入社後1〜3年程度で転職活動をしていますので、これまでの社会人経験は長くありません。この期間の職務経歴や成果の大きさで採用が決まるわけではなく、これから自社に最適な人材に教育して、長く活躍してくれることを期待しています。

コラム:自己紹介は自分の「人となり」を伝える場所
面接の自己紹介は、自分の経歴を説明するだけではなく、「人となり」を伝える場面と考えましょう。
人となりとは、自分がどんな人間なのか、性格や人柄、仕事に対する姿勢や価値観などのことです。たとえば、協調性がある性格でチームを大切にする人、真面目な性格で丁寧な仕事を心がける人、前向きな性格で大きな目標にもめげずに挑戦する人など、性格や人柄の魅力は様々です。
このような「人となり」から、人間性や人柄に魅力を感じてもらえれば、自社に必要な人材だと感じてもらいやすくなります。しかし、言葉だけでは伝わらない人となりや雰囲気を、履歴書やESでアピールするのには限界がありますよね。
自己紹介の流れをおさらいしよう!5stepで紹介!
ここからは、面接での自己紹介の実際の流れを、5つのステップに分けて解説します。
①始めの挨拶
面接では第一印象が非常に重要です。まずは始めの挨拶を明るく丁寧に行いましょう。
始めの挨拶は、自分の氏名と、本日の面接対応に対するお礼を直接述べる内容にします。
②職歴と前職の職務内容
続いて、職歴と前職の職務内容を簡潔に伝えます。
学歴ももちろん重要ですが、第二新卒の場合は「前職で何をしていたか」に比重を置いて伝えることが大切です。具体的には、前職での職種や担当業務などの経歴を伝えましょう。
面接官は「社会人としてどんな経験を積んだか」という点に関心を持っています。学歴よりも社会人としての経験をメインで伝えましょう。
③前職までで培ったポテンシャル
次に、前職までで培ったポテンシャルを伝えましょう。
ここでは、業務の成果やそこから得た経験、スキルなどについて伝えます。最初に職歴や経歴を簡潔に伝えて、そこからさらに深堀りしてより詳しい内容をアピールするという流れです。
自分がどのような強みやスキルを持っていて、それを前職でどう発揮してきたかということを具体的なエピソードや数字を交えて話すと説得力が出ます。
第二新卒はすでに何らかの社会人経験を積んでいることが強みとなりますので、前職で何を得たのかを簡潔にアピールするチャンスです。
④入社意欲や熱意
第二新卒の面接では、応募先企業への入社意欲や熱意をしっかりと伝えることが重要です。
たとえば、その企業を選んだのはなぜなのか、入社したらどのようなことを成し遂げたいのかといったことを具体的に話すと意欲が高い印象になります。
⑤結びの挨拶
自己紹介の最後は、再度面接官への感謝を表す結びの挨拶で締めくくりましょう。
結びの挨拶を忘れてしまうと、面接官からすると自己紹介が終わったのか判断できず、準備不足の印象を与えてしまいます。
自己紹介ではどんなことを意識すべき?
次に、応募者の立場で自己紹介を行うときに意識するポイントについて見ていきましょう。
以下の6つのポイントを意識することで魅力的な自己紹介ができるようになります。
明るくハキハキとした話し方を意識する
まずは明るくハキハキとした話し方を意識しましょう。
面接の最初に行う自己紹介はその人の第一印象に大きく影響します。第一印象は面接全体のその後の印象を左右するため、明るくハキハキとした話し方で魅力的な自己紹介ができれば、その後のやり取りもスムーズになるでしょう。
明るくハキハキと話すためには、口を大きく開けて話すイメージで、声のトーンは普段より少し高めにして、ゆっくり話すよう意識するとよいでしょう。語尾をぼかさず、しっかりと言い切るとハキハキした話し方になります。
丸暗記は絶対しない。自分の言葉で話す
自己紹介で話す内容を丸暗記して、暗記した文言をそのまま話すことは避けましょう。
丸暗記した場合、予想外の質問やその後の面接の流れで臨機応変な対応が難しくなるからです。緊張して暗記した内容を忘れてしまい、何も話せなくなってしまうリスクもあります。
また、丸暗記すると抑揚のない棒読みのような話し方になりがちです。「コミュニケーション能力が低い」「意欲や熱意が感じられない」と評価される可能性がありますので注意しましょう。
事前に伝える内容を考えておくことは大切ですが、一字一句丸暗記するのではなく、自分の言葉で話すようにしましょう。
面接官を見て、姿勢を正して話す
面接中は面接官を見て、姿勢を正して話すことが大切です。背筋をまっすぐ伸ばして肩の力を抜いて話しましょう。
こちらも第一印象として重要な項目です。話すときの姿勢が清潔感の1つとしても見られることがあるため、姿勢には常に気をつけましょう。
姿勢がまっすぐで、相手をしっかり見て話すと、誠実さや真剣さが自然に伝わります。話す内容が同じでも、そのときの姿勢やアイコンタクトの様子で印象が大きく変わりますので注意してください。
自己紹介は長くても1分を目安に話す
自己紹介の時間は、長くなりすぎないよう簡潔にまとめて話しましょう。長くても1分程度を目安にして、必要な内容をコンパクトにまとめることが大切です。
人によってはアピールしたい内容が多すぎて、色々なポイントを詰め込みたくなることもあるでしょう。しかし、自己紹介で長々と話してしまうと、「伝えたいことを整理できていない」「聞き手への配慮がない」とマイナス印象を持たれる可能性があります。
自己紹介はあくまで自分に興味を持ってもらう時間であるため、自分のことを長々と話す時間ではありません。また、面接では自己紹介とは別に自己PRをする機会があることが多いです。
詳しい内容は自己紹介の後の面接官の質問に回答する際にアピールできますので、自己紹介は長くて1分間を目安として簡潔にまとめましょう。
結論優先で、PREP法を意識して話す
面接で話すときは結論優先でPREP法を意識して話しましょう。
PREP法とは、Point(結論)、Reason(理由)、Example(具体例)、Point(結論)の順番で話す内容を組み立てる方法です。結論から入るため、聞き手が内容を理解しやすく、理由や具体例を伝えることで説得力が出やすくなります。最後にもう一度結論を伝えて締めるため、一番重要な内容がはっきりと伝わるのがメリットです。
面接官は1日にたくさんの応募者の話を聞いていますので、話が簡潔で要点が伝わりやすい人は印象に残りやすくなります。逆に話が長々として結論が分かりにくいと、「結局何が言いたいのか分からない」となり、良い印象を残せなくなります。
面接だけでなくビジネス全般で効果的な話し方なので、PREP法を意識した対応ができればコミュニケーション能力を評価されやすくなるでしょう。
基本的なビジネスマナーに注意を払う
自己紹介で話す内容だけでなく基本的なビジネスマナーにも注意を払いましょう。
第二新卒の面接では、基本的なビジネスマナーはすでに身についていることが前提とされるケースが多いです。そのため、基本マナーについては新卒の面接よりもより詳細に注意を払う必要があります。
自己紹介で気をつけるべきビジネスマナーには、話す内容と話し方の2つがあります。
話す内容については、敬語は「です・ます」で統一して、語尾を曖昧にせずはっきりと言い切り、二重敬語や過剰な丁寧語は避けることが大切です。ネガティブな言葉や前職を批判するような内容も雰囲気を悪くするためマナー違反となります。

オンライン面接の場合は何に注意すべき?
近年ではビデオ通話を通じてオンライン面接を行う企業が増えています。
以下でオンライン面接で注意すべき3つのポイントを解説しますので参考にしてください。
面接環境を事前に確認
オンライン面接は自宅だけでなくレンタルオフィスなど自由な場所で受けることができます。
面接環境は以下のような点に気を付けておきましょう。
- 通信環境が安定していること
- 部屋を片付けておく
- 明るく見えるよう照明を工夫する
- 雑音のない静かな環境
まず、面接中に通信が途切れると面接が中断されてしまうため、インターネットの通信環境が安定しているか確認しましょう。Wi-Fi接続よりも有線接続の方が安定します。また、面接の時間帯に家族にインターネットの使用を控えてもらうよう伝えることも大切です。
次に、画面に不要な私物が写り込まないよう片付けておきましょう。また、部屋の照明の位置や明るさを調整して、自分の顔や表情が魅力的に見えるよう工夫しましょう。
自宅で面接を受けるときは、家族の話し声やテレビの音声など余計な音が入らないよう静かな環境を確保しておきましょう。家族に面接を受ける時間帯に音を出さないよう伝えておくことが大切です。
面接中は目線を常に意識
オンライン面接中は自分の目線を常に意識するようにしましょう。
注意が必要なのは、画面に映っている面接官の顔を見て話していると、カメラ越しに面接官と目が合わないという点です。画面を見るのではなく適度にカメラのレンズを見るようにすると、適度なアイコンタクトとなり印象が良くなります。
また、カメラの位置が自分の目線の高さより低すぎないよう注意してください。カメラの位置が低すぎると、相手の画面には上から見下ろされているように映ってしまい、印象が悪くなります。カメラのレンズの高さと自分の目線の高さが同じになるよう設置しましょう。
トラブル時の対応も事前に考慮
オンライン面接では、インターネット環境やカメラの不具合など、想定されるトラブルが多岐にわたります。本番でトラブルに落ち着いて対処するためには、事前にどんなトラブルが想定されるのかすべて書き出しておくなどの対応が有効です。
万が一トラブルが起こったときは、適切に対処できるかという点も見られています。焦ってしまい普段のカジュアルな言葉遣いが出てしまわないよう注意しながら、落ち着いて対応することが大切です。
トラブル時の対応も事前に考慮して万全に準備をしておくことで、オンライン面接でも対面面接と同じように自信を持って面接を受けられるようになります。
コラム:第二新卒は自己紹介で何を伝えるべきなの?
第二新卒は、社会人として基礎的な経験を積みながら、まだ若くこれから大きく成長するポテンシャルも持っているのが特徴です。この強みは新卒や中途採用にはない独自のものなので、この点をしっかりとアピールすることが重要になってくるでしょう。
これまでの経験を伝えるときは、前職でどのような業務を行い、何を学んだのかを伝えましょう。第二新卒の強みを活かして新卒と差別化するためには、学歴や学生時代の話よりも新卒で入社した前職での経験に重点をおくのがおすすめです。
将来のポテンシャルや成長の可能性をアピールするためには、自分が興味を持っていることや、キャリアで目標にしていることなど将来のビジョンを伝えるのが効果的です。この点は転職理由にもつながってきますので、前職への不満などネガティブな伝え方にならないよう注意してください。

実際の自己紹介はこんな感じ!例文を2つ紹介!
第二新卒の自己紹介はどのように行えばよいのか、実践的な例文を紹介します。
ここでは、「前職と同じ業界に転職する場合」と「前職と異なる業界に転職する場合」の2パターンの例文を紹介しますので参考にしてください。
前職と同じ業界の場合
本日はお忙しい中、貴重なお時間をいただきありがとうございます。私は田中太郎と申します。前職では、住宅販売会社にて不動産営業として2年間勤務しておりました。
主な職務内容は、新築マンションの販売営業で、月平均15件のお客様との商談を担当し、年間目標120%を達成いたしました。
前職では、お客様一人ひとりのライフスタイルに合わせた提案力と、継続的な信頼関係構築の重要性を学びました。しかし、より幅広い不動産分野でのサービス提供を通じて、お客様の多様なニーズにお応えしたいと考え、転職を決意いたしました。
御社では、売買だけでなく賃貸や投資用不動産まで総合的に取り扱っておられるため、これまでの営業経験を活かしながら、さらに専門性を高めて貢献したいと強く思っております。
本日はどうぞよろしくお願いいたします。
前職と異なる業界の場合
本日はお忙しい中、面接の機会をいただき、誠にありがとうございます。私は山田花子と申します。前職では、不動産販売会社にて営業職として2年間従事しておりました。
具体的には、個人のお客様向けに新築戸建ての販売を担当し、月20件程度のご相談対応と契約締結までの一連の業務を行ってまいりました。
前職を通じて、お客様の潜在的なニーズを引き出すヒアリング力と、複雑な情報を分かりやすく整理して提案する能力を身につけました。この経験から、より幅広い課題解決に携われるコンサルティング業界で、企業様の経営課題に向き合いたいと考えるようになりました。
御社のコンサルティングサービスでは、これまで培った顧客折衝力と課題発見力を活かし、クライアント企業の成長に貢献できると確信しております。
本日はどうぞよろしくお願いいたします。
自己紹介からどんな質問が飛んでくる?例文から繋げて解説!
次に、自己紹介の後に面接官がよく行う質問について見ていきましょう。
自己紹介をすればそれで終わりではなく、自己紹介で話した内容をもとに面接官が関連する質問をする場合が多いため、あらかじめ想定して対策をしておきましょう。
以下で自己紹介の後によくある質問を4パターンと、それぞれの回答例を紹介しますので参考にしてください。
「2年で転職を決意した理由をもう少し詳しく教えてください」(同業界の場合)
前職では新築マンション販売に特化しており、お客様のご要望に対して限られた選択肢しか提案できない場面が多々ありました。例えば、投資用物件をお探しのお客様に対しても、弊社の新築マンションのみしかご提案できず、本当にお客様に最適な選択肢を提供できているか疑問を感じるようになりました。2年間の経験を通じて、不動産営業としての基礎は身につけることができましたが、より幅広い不動産サービスでお客様の多様なニーズにお応えしたいという思いが強くなり、転職を決意いたしました。決して前職に不満があったわけではなく、むしろ不動産業界でのさらなる成長を目指すための前向きな転職です。
「2年で転職を決意した理由をもう少し詳しく教えてください」(異業界の場合)
前職では上司・同僚ともに良好な関係を築くことができました。上司は私の成長を常に気にかけてくださり、商談が上手くいかない時も一緒に原因を分析し、改善策を考えてくださいました。同僚とは情報共有を積極的に行い、お客様のご紹介をいただくこともありました。営業という個人成績が重視される職種でありながら、チームワークを大切にする風土があり、とても働きやすい環境でした。
転職の話をした際も、「新しい分野での挑戦を応援する」と背中を押していただき、最後まで温かくサポートしていただきました。前職で学んだチームワークの大切さは、今後のコンサルティング業務でも活かしていきたいと考えております。
「前職の会社や上司・同僚との関係はいかがでしたか?」(同業界の場合)
前職では非常に良好な関係を築くことができておりました。直属の上司は営業経験豊富な方で、お客様との商談の進め方や契約時の注意点など、実践的なスキルを丁寧に教えていただきました。同僚とも切磋琢磨し合える関係で、月次の営業会議では互いの成功事例を共有し、チーム全体のレベル向上に努めておりました。私が年間目標を120%達成できたのも、上司や同僚からのサポートがあったからこそだと感謝しております。
退職の際も、私の成長への想いを理解していただき、「いつでも戻ってきてもいいし、困ったことがあれば相談してくれ」と温かい言葉をかけていただきました。現在も良好な関係を維持しており、転職後も連絡を取り合っております。
「前職の会社や上司・同僚との関係はいかがでしたか?」(異業界の場合)
前職では上司・同僚ともに良好な関係を築くことができました。上司は私の成長を常に気にかけてくださり、商談が上手くいかない時も一緒に原因を分析し、改善策を考えてくださいました。同僚とは情報共有を積極的に行い、お客様のご紹介をいただくこともありました。営業という個人成績が重視される職種でありながら、チームワークを大切にする風土があり、とても働きやすい環境でした。
転職の話をした際も、「新しい分野での挑戦を応援する」と背中を押していただき、最後まで温かくサポートしていただきました。前職で学んだチームワークの大切さは、今後のコンサルティング業務でも活かしていきたいと考えております。

まとめ
この記事では、第二新卒の自己紹介の流れや意識するポイントを例文とともに解説しました。
第二新卒の面接では、転職理由を詳しく聞かれたり、社会人の基本が身についているかもチェックされるため、不安に感じる人が多いと思います。
しかし、最初の自己紹介で好印象を与えることができれば、その後の質問にも自信を持って対応できるようになるでしょう。
第二新卒の強みを活かすためには、これまでの社会人経験を簡潔に伝えながら、自分の人柄や成長意欲をアピールすることが大切です。
例文でもお伝えしたように、自己紹介から転職理由などの質問につながりやすいため、しっかりと準備して本番に臨みましょう。
